Deleuze

気づけば、新年も大分過ぎ。鴨川沿いを自転車で走るのが厳しい季節になった。年度最後のドイツ語の講読に出席する。ほとんど読めないが、辛抱強く出席を許可していただいたことに感謝しきり。参加していた他の人々からも興味深い話を聴けた授業であり、終わ…

シネマ 1*運動イメージ(叢書・ウニベルシタス 855)作者: ジル・ドゥルーズ,財津理,齋藤範出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2008/10/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 43回この商品を含むブログ (37件) を見る出る出ると言われて、何年も出版さ…

メモも兼ねて10月の大学院演習の原稿を書き始める。 ひとまず、書く。論文作業などで今年はまだ手を動かしていない分、キーを打つ感じがぎこちない。 テーマはメディアアートで、軸を二つほど作る。 これにうまく自分なりに噛み砕いて消化したドゥルーズの発…

ニーチェと哲学 (河出文庫)作者: ジルドゥルーズ,江川隆男出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2008/08/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 107回この商品を含むブログ (25件) を見るドゥルーズの著作がまた文庫化された。持ち運びもどんどん楽になる。

ドゥルーズ/ガタリの現在作者: 鈴木泉,小泉義之,檜垣立哉出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2008/01/11メディア: ハードカバー クリック: 128回この商品を含むブログ (29件) を見る映像身体論作者: 宇野邦一出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2008/03/20メデ…

色彩の問題に関して、ドゥルーズ、カント、ゲーテのつながりが気になりだす。さらにここにはクレーリーの問題意識もかんでくるのではなかろうか。 ドゥルーズにおいて色彩の問題は重要な意味を持ち、特に『感覚の論理』において色彩論は展開されることになる…

ひとまず原稿完成。あとは期日まで推敲。

後輩から教えてもらった某レキシコンのドゥルーズの項目を読むとそこにはexpressionismとの関連、もしくはexpressionistとして語られていた。該当する項目を読み進めるうちに、違和感を覚える。というのも潜在性、機械状論に触れることなく、主観的内面性の…

「ダニ」を中心にして、ユクスキュル、ドゥルーズ、アガンベンの関係を整理する。生物から見た世界 (岩波文庫)作者: ユクスキュル,クリサート,Jakob von Uexk¨ull,日高敏隆,羽田節子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/06/16メディア: 文庫購入: 23人 ク…

Anne Sauvagnargues『ドゥルーズと芸術』 メモとしての目次は以下の通り 芸術の地図をかくこと:文学からイマージュまで クリティークとクリニーク(批評と臨床) 力の情動 器官なき身体 解釈の批判と機械 マイナー芸術 リゾームとさまざまな線 感覚の暴力 芸…

『差異と反復』も河出書房新社より文庫化されるとのこと。残る大型本は『千のプラトー』と『シネマ』だが、『シネマ』は今年出たばかりだしないだろう。『千のプラトー』が文庫化されれば、ドゥルーズの著作の軽量化はほぼ終了か。

本が届く。Parables for the Virtual: Movement, Affect, Sensation (Post-Contemporary Interventions)作者: Brian Massumi,Stanley Eugene Fish,Fredric Jameson出版社/メーカー: Duke Univ Pr発売日: 2002/06/01メディア: ペーパーバック購入: 1人 この商…

フーコー (河出文庫)作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,宇野邦一出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/08/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (27件) を見る『フーコー』も河出書房から文庫化された。小型化されて読め…

A Shock to Thought: Expression after Deleuze and Guattari (Philosophy & Cultural Studies)作者: Brian Massumi出版社/メーカー: Routledge発売日: 2002/04/11メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見るBrian Massumi編。Massumiはモント…