学会
昼前、学会のため阪大へ。
石橋駅からわりと歩く感じ。道自体は複雑ではないので簡単につくが…
何しろ坂…
後でわかったのだけれども、身内に関係なければスーツじゃなくても全然かまわなかった…
暑かった…
バタイユ、ポロック、デュシャンとジャスパー=ジョーンズの三本の発表を聞く。
『ドキュマン』について。
これまで≪低俗なもの bas≫とみなされていたものをずらして考えることによって、価値体系の転換を図ったということか。個人的には論旨は一貫してわかりやすかった。ただ、質問にも出ていたが、写真ということにはあまり触れていなかった。
銅版画のポロック性とでも言うべきものの追求か?発表者の論旨で行くとポロックの絵画が単に銅版画よりも劣るものとして捉えるしかなくなるのではないかということと、彫るということは前提であろうと結果であろうとも、三次元性ということが常について回るものではないのだろうかということに疑問。
- デュシャンとジャスパー=ジョーンズ
デュシャンとジョーンズは画家―ダダのベクトルが鏡像的に逆の存在である。それがクロスオーヴァーしていくところにデュシャン受容の限界を見出すということだとは思うのだけれども、難しい…
全体として質疑応答も発表者の発表内容にひきつけて行われたのでとてもシンプルでわかりやすくて個人的には割とあたりだった。
その三つを見て帰ることにした。
出口で写研の先生方やメンバーと会う。
ちょっと話して友達と石橋駅から帰る。
疲れた…
フランス語の予習とレジュメを作らないと…
前期でイヴ・ミショーは終わるかもしれないな。
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もうすぐ『奇想の系譜』も読み終わる。
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