2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「サイレント・ダイアローグ 見えないコミュニケーション」@ICC

国内でメディア・アートやインタラクティヴ・アートが開催される主要な美術館(芸術センター)としては、仙台のSMT、山口のYCAMなどがあるが、その中でもICCはテクノロジーとアートを中心に取り上げてきた先駆的な存在である。そんなICCで今回の展覧会は「物…

オプアートを持ち出すのならやはり科学的な面の考察と、複製のしやすさによってインテリアとしても随分と受けいられたということも考えるべきだとは思う。科学と複製技術と知覚の問題。

「わたしいまめまいしたわ」@東京国立近代美術館

回文タイトルの展覧会。フランシス・ベーコン、ビル・ヴィオラ、高嶺格、澤田知子、牛腸茂雄など。 近代の終焉、すなわち大きな物語が終わりを迎えたポストモダンの時代においては小さな物語、もしくは擬似的・一時的な大きな物語を作り出すことで言説装置はか…

色彩の問題に関して、ドゥルーズ、カント、ゲーテのつながりが気になりだす。さらにここにはクレーリーの問題意識もかんでくるのではなかろうか。 ドゥルーズにおいて色彩の問題は重要な意味を持ち、特に『感覚の論理』において色彩論は展開されることになる…

net_condition: art and global media (Electronic Culture: History, Theory, and Practice)作者: Peter Weibel,Timothy Druckrey,Craig T. Palmer出版社/メーカー: The MIT Press発売日: 2001/01/19メディア: ペーパーバック クリック: 4回この商品を含む…

ケータイゲーム

触覚とケータイゲームについて考える。指と触覚、視覚のはなし。

・液晶絵画 Still/Motion @三重県立美術館 ビル・ヴィオラやナムジュン・パイクの作品も見れそうだ。こちらは大阪の国立国際美術館にも巡回する模様。 ・池田亮司新作インスタレーション展@YCAM山口情報芸術センター ダムタイプの音響担当池田亮司による展覧会。…

ピピロッティ・リスト「からから」@原美術館

原美術館でのピピロッティ・リスト展。ヴィデオ・インスタレーションを中心とした作品で、数は少なかったものの面白い作品が多く見ごたえがあった。 例えば最初の部屋では、床一面に映像が投影され、観客自身もその映像を浴びつつ作品を鑑賞することになる。こ…