2008-02-11から1日間の記事一覧

オプアートを持ち出すのならやはり科学的な面の考察と、複製のしやすさによってインテリアとしても随分と受けいられたということも考えるべきだとは思う。科学と複製技術と知覚の問題。

「わたしいまめまいしたわ」@東京国立近代美術館

回文タイトルの展覧会。フランシス・ベーコン、ビル・ヴィオラ、高嶺格、澤田知子、牛腸茂雄など。 近代の終焉、すなわち大きな物語が終わりを迎えたポストモダンの時代においては小さな物語、もしくは擬似的・一時的な大きな物語を作り出すことで言説装置はか…

色彩の問題に関して、ドゥルーズ、カント、ゲーテのつながりが気になりだす。さらにここにはクレーリーの問題意識もかんでくるのではなかろうか。 ドゥルーズにおいて色彩の問題は重要な意味を持ち、特に『感覚の論理』において色彩論は展開されることになる…