2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

動きが生命をつくる―生命と意識への構成論的アプローチ作者: 池上高志出版社/メーカー: 青土社発売日: 2007/09/01メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 47回この商品を含むブログ (36件) を見る直接の言及は無いが、機械状論を搦め手から考えるための一冊と…

原稿一本目の筋道を考える。アウトラインはたったが、主観性の問題をどう考えるかが一つのポイント。 ドゥルーズの芸術論における主観性の問題は、エクスプレッショニズムとの絡みで、一歩間違えると個人レヴェルでのロマン主義的な世界観に回収されかねない…

あなたの顔写真が「歌う3Dアニメ」に→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071022-00000010-zdn_n-sci 顔写真を3Dアニメ化する「MotionPortrait」→http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/24/news007.html

唐ゼミ

唐ゼミ京都公演。場所は廃校となった小学校。この時点で相当胡散臭い。おまけに屋外でのテント公演なので、きちんと座席があって区画わけされていて近代的な美術館のようなホワイトキューブ的な劇場とは対極といっていい設備である。これがまた大概胡散臭い…

なぜ審判は人間である必要があるのか1?

昨今、スポーツのジャッジにスーパースローやコンピューターを駆使した技術が導入されてきている。テレビやインターネットが普及し誰もが得点やファールなどのシーンを目の当たりにすることができる。それも時と場合次第では何度も繰り返されて目撃すること…

恐喝こそわが人生 [DVD]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日: 2004/01/24メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見るストーリーとしては、下克上ものとでもいえようか。社会の底辺がトップに挑んでヒエラルキーを覆そうとする。それ…

末期ローマの美術工芸作者: アロイスリーグル,Alois Riegl,井面信行出版社/メーカー: 中央公論美術出版発売日: 2007/08メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (3件) を見るリーグル。邦訳はほんの少し前に出たばかり。リーグルでhaptiqueを扱…

明日より三日間京都で唐ゼミの公演が行われます。まだチケットには余裕があるようですので、興味がある方はぜひどうぞ。昨年のものはかなり面白かったので、今年の公演も期待大です。詳しくはこちら→唐ゼミホームページ

訃報 黒川紀章氏→http://www.asahi.com/obituaries/update/1012/TKY200710120240.html?ref=rss 『共生の思想』など、メタボリズム等の関連で書籍を何冊か読んだ記憶がある。

ヒア&ゼア・こことよそ [DVD]出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ発売日: 2005/11/25メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログ (12件) を見るゴダール1975年の作品。物語のシークエンスを断ち切るようなカットがところどころに挿入される。画…

学会全日程終了。北海道を後にして京都に戻る。発表は大勢の方々に来ていただき、沢山の厳しい指摘と今後の示唆を多くいただいたので感謝しております。まず今回の発表の一番の問題点としては、情報量を詰め込みすぎたこと。詰め込んでもよいとは思うのだが…

学会前日。北へ向かう。場所は北海道。

ヴァッティモにも目配りをしておく。ただし、それはもう少し後のはなし。

ドゥルーズ=ガタリの著作から名前が採られた音楽レーベル「mille plateaux」の作品に目配りする。試聴できるものがあれば探しておくこと。

ランシエール―新〈音楽の哲学〉 (哲学の現代を読む 5)作者: 市田良彦出版社/メーカー: 白水社発売日: 2007/08/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (20件) を見るジャック・ランシエールと音楽論。筆者はヴィリリオの訳も手がけ…

後輩から教えてもらった某レキシコンのドゥルーズの項目を読むとそこにはexpressionismとの関連、もしくはexpressionistとして語られていた。該当する項目を読み進めるうちに、違和感を覚える。というのも潜在性、機械状論に触れることなく、主観的内面性の…

10月。京都もめっきり涼しくなる。秋である。