2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ギロチンと恐怖の幻想作者: ダニエルアラス,野口雄司出版社/メーカー: 福武書店発売日: 1989/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見るダニエル・アラスによるギロチンについて考察された本。序でも明らかにしているよう…

ディディ=ユベルマン『コンタクトイメージ』読書会終了。結論部まで読み通して良くわからなかった冒頭部へ。これが本当の振り出しに戻る。結論自体はアンフラマンスそのもののような気もするが。デュシャンも写真に絡めて言及しているし、ジャン・クレールも…

大阪歴史博物館へ。初めて行く場所だったのだが、道を聞きながら比較的すんなりと到達。京阪で天満橋で降りて歩いて15分程度のところにある。歴博で行なわれている展示は、脳の展示をメインとした「脳コレ」である→http://www.mus-his.city.osaka.jp/昆虫や…

3回目の読書会。引き続きユベルマン。今回の部分は、バタイユの引用文を引きつつ、イメージの転換(高→低)を示し、写真の技法を提示して、接触とはなにか、接触=イメージ、アンフラマンスといった結論部へ到達するための助走部分。全体的にクリアに説明でき…

大阪ブルーノートに松永貴志と、ロン・カーター&ジム・ホールが来る。「無機質オレンジ」はきいてみたいし、渋さ満開のサイドマンであるロン・カーターのベース捌きも見てみたい。ジム・ホールのアランフェス協奏曲も聴けたらうれしい。 無機質オレンジアーティ…

コンタクトイメージ後半で重要な概念である「inframance」について調べる。 「アンフラマンス」という概念は、下に挙げた二冊目の邦訳では「極薄」と訳されているが、デュシャン自身による明確な定義はなされていない。デュシャンはこの概念の具体例としてた…

プレツィオージでちょっと考えているものはこれ。プレツィオージ自身は編者であるが。Grasping the World: The Idea of the Museum (Histories of Vision)作者: Donald Preziosi,Claire Farago出版社/メーカー: Ashgate Pub Ltd発売日: 2004/04/01メディア: …

読書会。ディディ=ユベルマン『コンタクト・イメージ』二回目。自らの乏しい知識をかき集め、必死に以前の読書会の内容を思い出し、昔のバタイユとドキュマンの発表を振り返りつつ、ユベルマンを読み進める。大学にドキュマンがない―抜粋はある―のは痛い。今…

同志社大学で「球体関節人形展―四谷シモンを中心に」およびシンポジウムが開催される→http://www.doshisha.ac.jp/news/index.php?i=1277

視聴覚文化研究会、全日程終了。今回は三日間にわたる長丁場。参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。個人的には大変有意義な時間を過ごせたと思います。