media/ video art

気づけば、新年も大分過ぎ。鴨川沿いを自転車で走るのが厳しい季節になった。年度最後のドイツ語の講読に出席する。ほとんど読めないが、辛抱強く出席を許可していただいたことに感謝しきり。参加していた他の人々からも興味深い話を聴けた授業であり、終わ…

Perpetual Inventory (October Books)作者: Rosalind E. Krauss出版社/メーカー: The MIT Press発売日: 2010/02/05メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (1件) を見るA Voyage on the North Sea: Art in the Age of the Post…

The Network for Art, Technology and Society: The First 30 Years ARS Electronica 1979-2009作者: Hannes Leopoldseder,Christine Schopf,Gerfried Stocker出版社/メーカー: Hatje Cantz Pub発売日: 2010/03/31メディア: ペーパーバック クリック: 6回こ…

9月1日から一週間ほど、オーストリアとドイツを回ってきました。オーストリアはリンツで開催されたアルス・エレクトロニカなども見ることができました。

二週連続ですが、研究会の告知です。恒例の卒論修論発表会とメディアアート研究者であるイヴォンヌ・シュピールマン氏を招いたレクチャーです。 第十六回視聴覚文化研究会〜卒論修論発表会〜 * 日時:2008年3月19日(木)13:30〜 * 会場:神戸大学 文学部 B…

知覚の現象学 1作者: モーリス・メルロ=ポンティ,竹内芳郎,小木貞孝出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1967/12/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (33件) を見る知覚の現象学 2作者: モーリス・メルロ=ポンティ,竹内芳郎,木…

メモも兼ねて10月の大学院演習の原稿を書き始める。 ひとまず、書く。論文作業などで今年はまだ手を動かしていない分、キーを打つ感じがぎこちない。 テーマはメディアアートで、軸を二つほど作る。 これにうまく自分なりに噛み砕いて消化したドゥルーズの発…

エコロジーつながりで。 ジェームズ・ギブソンが提唱した生態心理学における情報概念について書かれた論文を読む。著者はエドワード・リードとレベッカ・ジョーンズ。リードはいくつか邦訳された著作もある。大枠としては、旧来の心理学―特に構成主義 constr…

1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)作者: ジョージ・オーウェル,George Orwell,新庄哲夫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1972/02メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 299回この商品を含むブログ (267件) を見るビッグ・ブラザーと呼ばれる存在に常に監視されるよ…

監視社会作者: デイヴィッドライアン,David Lyon,河村一郎出版社/メーカー: 青土社発売日: 2002/11/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 98回この商品を含むブログ (41件) を見るベンサム―フーコーのパノプティコンの議論を引き継ぎつつ、ドゥルーズの規…

Video Art作者: Michael Rush出版社/メーカー: Thames & Hudson発売日: 2007/06/01メディア: ペーパーバック クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る1960年代から2005,6年ごろまでのヴィデオアートを作家や作品から追った著作。アート以外の領域や…

イメージフォーラムフェスティバル2008 京都では見逃してしまったので、どこかで見に行けるようなら行かねば。

知覚の扉 (平凡社ライブラリー)作者: オルダスハクスリー,Aldous Huxley,河村錠一郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1995/09/11メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 27回この商品を含むブログ (36件) を見るメスカリン等のドラッグを使用したときに得られる心…

マイケル・ラッシュの著作New Media in Late 20Th-Century Art (World of Art)作者: Michael Rush出版社/メーカー: Thames & Hudson発売日: 1999/11/01メディア: ペーパーバック クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見るNew Media In Art (World of A…

「サイレント・ダイアローグ 見えないコミュニケーション」@ICC

国内でメディア・アートやインタラクティヴ・アートが開催される主要な美術館(芸術センター)としては、仙台のSMT、山口のYCAMなどがあるが、その中でもICCはテクノロジーとアートを中心に取り上げてきた先駆的な存在である。そんなICCで今回の展覧会は「物…

net_condition: art and global media (Electronic Culture: History, Theory, and Practice)作者: Peter Weibel,Timothy Druckrey,Craig T. Palmer出版社/メーカー: The MIT Press発売日: 2001/01/19メディア: ペーパーバック クリック: 4回この商品を含む…

・液晶絵画 Still/Motion @三重県立美術館 ビル・ヴィオラやナムジュン・パイクの作品も見れそうだ。こちらは大阪の国立国際美術館にも巡回する模様。 ・池田亮司新作インスタレーション展@YCAM山口情報芸術センター ダムタイプの音響担当池田亮司による展覧会。…

ピピロッティ・リスト「からから」@原美術館

原美術館でのピピロッティ・リスト展。ヴィデオ・インスタレーションを中心とした作品で、数は少なかったものの面白い作品が多く見ごたえがあった。 例えば最初の部屋では、床一面に映像が投影され、観客自身もその映像を浴びつつ作品を鑑賞することになる。こ…

速度の問題について考える。メディアアートやテクノロジーとともに語られる芸術において、速度の概念がどのような意味を持ちえたのか、どのような役割を果たしたのか。機械状知覚や機械状身体の問題と合わせて。ドゥルーズも言及はしているが、手始めとして…

指導教官のレクチャー。レクチャー後、今後購入する本の話をする。ハンセン、ヘイルズなど等々。 クオリアの面白さと問題点など、様々な話題を延々と話す。非常に面白い。クオリアの一つ問題点としては行動が伴わないこと。これには注目しておこう。クオリア…

バイオメトリクスと監視論がらみで。 ジョージ・オーウェルの『1984』は書籍では手に入るが、DVDの方は日本では手に入らないらしい。 amazonアメリカでは買えるのだけれども、そうするとリージョンコードの問題が出てくる模様 「マイノリティ・リポート」と…