無題

ICCが2005年12月26日から一時休館になるらしい。今後一体どうなるのだろう…

仮に休館から閉館ということになってしまったら、資料はどのような形で保存されるのだろうか…


午後はdumbtype古橋悌二)の展覧会『LOVERS』を観に、京都芸術センターへ。今回はビデオ上映の時間を調べるのを忘れたため、S/Nなどを見ることができなかった。これを見にもう一度行かないといけない。

完売で買うことはできなかったが、正直カタログは高いと思う。ただ、ざっと目を通したところ、面白そうな文章が載っていたので、資料室に入ったらコピーを取りに行くこと。

ダムタイプの『メモランダム』のDVDを買うか迷う。

読書会の準備。

今読み進めているのは、アメリカの抽象表現主義が大衆誌に取り上げられて、話題をさらおうとしているところ。そのような状況下でポロックの作品がどのような位置を人々(大衆、芸術家、批評家など)の間で占めるようになるのか、占めるようになったのかということ。ポロックの位置づけをグリーンバーグと他の批評家(特にヨーロッパ)を対比させながら浮かび上がらせている。グリーンバーグポロック批評の立ち位置としては「強いアメリカ」ということか。父権性とか。結論まであと少しなので、丁寧に読むこと。基本的にはヨーロッパとの対立項に沿って議論は展開されているので、この点ははずさないこと。

フランス語の現代アートの文章はレジュメ作り。あと少しなのだが、訳がなかなか進まない。英語でよんでいるのと関係させて考えていくこと。

さかしま (河出文庫)

さかしま (河出文庫)

訳は澁澤。デカダンス

ゾラとユイスマンスの関係は知らなかった。自然主義デカダン