哲学文献

『国家とイデオロギー』(ルイ・アルチュセール著 西川長夫訳)をざっと読む。

以下、メモとして、もの凄く大雑把な理解。

イデオロギー(装置)が呼びかけることによって主体が構築される。そのときには<説得的>な要素が含まれる、というような言及がある。もちろんこの辺りはグラムシヘゲモニー論とも関係する。


僕個人としては、この説得的な要素というものをもう少し考えてみたい。

もちろん、この著作自体を読み直すことは必要。イデオロギー、装置、上部・下部構造、呼びかけなど整理することは多い。



これに続くものとしては→

再生産について―イデオロギーと国家のイデオロギー諸装置

再生産について―イデオロギーと国家のイデオロギー諸装置

ともかく、とりあえずは再読。