exhibition

『ル・コルビュジェの手帖』展
http://www.taisei.co.jp/under_index/entertainment.html

これも、ミース・ファン・デル・ローエ展同様、東京。



電車に乗ると、前には母親と4歳くらいの女の子が座っていた。

女の子は飽きもせず、ずっと窓の外のを見ていた。ただ、何を見ていたのかは分からない。窓には自分の顔も移っているわけだし、外の景色も見える。
窓ガラスと写真ということに関しては、シュルレアリストなどが取り上げることがあるけれども、写真に限らず、視覚とガラスの存在というものは本当に不思議だとおもう。
光を透過させて外の景色を見させながら、なおかつ自分もそこにうつりこませてしまう。鏡ほど自己という存在を認識させるわけではなく、「背景」に溶け込ませてしまう。もう少し考えてみたい。