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集中講義二日目。
今日はdiscription、narrative、ekphrasis、actionなどといった概念についての研究-美学や心理学による-を取り上げて、整理するもの。読書行為において、私たちはどのように文章を受け取りながら、読み進めているのかということについても触れた。
以上のようなことから、文章のイメージ化、視覚とイメージの違いを考察する。
解釈学の要素も多く含まれており、これは今翻訳をしている、ド・デューヴ、ディディ=ユベルマンの論旨とも関係があるので、参考になる。
また、解釈学についての論文としては、『美学』に関学の先生が論文を何本か寄稿されているので、参考にすること。
また、今回集中講義にこられている先生の視覚と隠喩に関する論文をもう少し読みこむことにする。
翻訳はひたすら打ち込み-校正作業。
芸術の名において―デュシャン以後のカント/デュシャンによるカント
- 作者: ティエリード・デューヴ,Thierry De Duve,松浦寿夫,松岡新一郎
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
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しかし、いつの間にこんなに値段が上ったのだろうか。