CM

資生堂http://www.shiseido.co.jp/corporate-ad/060828ad.htm

企業PR用のCM。写真は上田義彦

資生堂のCMはうまい。化粧品会社のCMはどれも良くできているものが多いと思うが、その中でも資生堂は群を抜いている。

モデルを使ってこうなりたいというある種の理想像を提供しながら、今度はそうした理想像となった自分がそこ(CM内)にはいるということを巧みに表現しているのではないだろうか。

見る/見られるという関係を提供している。見る/見られるという関係は単純な二項対立ではなく、とくに「見られる」ことの中には必然的に他者の視線が介在することになる。

ジェンダーの問題は当然残るが。