無題

帰省を含めた予定をたてる。

その通り実行するか/できるかは別として、いろいろと整理しておくことは悪くないと思う。

東京で回る美術館を決める。

ICCでは現在、ローリー・アンダーソン展が開催されている。これは絶対に見に行くこと。

おそらく、後一回くらい東京へは行く機会があると思うのが、出来るだけ早めに見ておきたい。

生協へ行って、書籍の購入。

村上春樹の『TVピープル』とSTUDIO VOICEを久々に買った。

TVピープル』に関していえば、この作品は『アフターダーク』に一番近い形を取っているのではないだろうか。短編集なのだけれども、その語り口はきわめて似ているように感じる。

STUDIO VOICEは興味のあることがタイトルになっていたため。

流しながら読んでいると8月20日から新宿のパークタワービルで『コム・デ・ギャルソンのためのコム・デ・ギャルソン展』が開催される。見に行きたいが、期間が微妙…
ギャルソンは、ダンスの衣装―フォーサイス―との関係で惹かれる部分が大きい。身体論も絡めて今後暖めていくことにしよう。

以前、ビデオに録画しておいた『ニューヨークストーリー』を見終わる。ニューヨークを舞台にしたオムニバス形式の三話。監督はそれぞれマーティン・スコセッシフランシス・コッポラウディ・アレン。どれもそれなりの面白みはあるが、第二話の「ゾイのいない生活」が一番好きだ。
もちろん、ストーリー自体はわかりやすいし、ひねりがないといえばひねりはない。ただ、展開が読めてしまうことで面白くなくなってしまう作品もあれば、展開が読めても面白い作品もある。そこには予想外の文脈というものはないかもしれないけれども、ある種の時代劇的落ち着きとでも言うべきものがあるように思われる。
もちろん、展開が読めなくて思考がばらばらにされて、再構成させられてしまう映画も好きではあるが、別にそのような映画でなくてもたまにはいい。
第一話に関していえば、裂け目ということが気になる。第三話では幽霊の話と関係するのだけれども、映画における人物の関係性から幽霊という存在になることで、人間的関連性の呪縛から逃れる―ある種の超越的存在になる―ことができるという見方も出来るのではないか。

もう少し考えよう…

間主観性について少しまとめなければいけない…

夕立が降ったおかげで、今日は涼しい。

涼夜。