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大学の図書館にある、『現代思想』に所収されていて、ドゥルーズとメディア論に関係する論文を集める。
- 作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,財津理
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1992/11
- メディア: 単行本
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ドゥルーズにヘーゲルの概念を肯定的な形でつなげるのは無理があるのだが、そうなるとやはりジラールもあわないだろう。となると、なんらかの形でジラールの概念に関して考察を加えないと、使えない。とりあえず、脇に置いておく。
ただ、ジラールは同一性を信仰していたというが(ヘーゲル的)、『欲望の現象学』を読むと、結局同一性は保証されないように思われるのだが・・・
ジラールの欲望概念は、ラカンの欲望概念と近い、といわれているのだが、おそらくこれは投射の概念などに関してであると思われる。とはいえラカンの概念はまだ良くわからない。できれば精神分析関係のネタは避けたいところであるが、そうも行かないような気もする。
これらに関して参考となる文献としては現代思想で取り上げられているラカンの欲望についての分析。これについてはもう少し文献を集めることにする。
ただ、この欲望概念がドゥルーズ=ガタリのものとどう重なるかは分からない。
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/11/25
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ストーリー自体はあまり良くわからなかったのだが、それでも見入ってしまった。
カメラの動きはほとんど無く、固定的な視点からの撮影。