千のプラトー―資本主義と分裂症

千のプラトー―資本主義と分裂症

に取り掛かる。




いくつか思ったことはあるのだけれども、一番はすべてのシーンに見られる胡散臭さだろう。衣装や背景、大げさな演技など、どこか仰々しさを感じるのだけれども、それがこの映画の魅力だとも思う。映像はきれいである。

ただいつも思うのだけれども、オペラとミュージカルはどこが違うのだろうか。ダンスの有無だろうか。

途中の挿入歌がずいぶんスカパラみたいだと思ったら、スカパラ谷中敦が出演していたのには驚いた。

あとは田中要次のキャラの濃さが凄い。かなりきつめのメイクをしているのにもかかわらず、ぱっと見だけで彼だとわかる。あの濃さは本当に凄い。