平滑なものと条理化されたものについての考察についてとりあえず一息つく。

平滑なものから条理化されたものへの移行に関しては、大体のところ理解できる。しかし、ドゥルーズは逆の移行についてはあまり詳しく述べていないように思う。これは「平滑なもの→条理化されたもの」というあり方ではなく、「平滑なもの→条理化されたもの→平滑なもの」という関係で捉えなければならない、と暫定的に理解しておく。注意すべき点として→の前後は非対称的な関係であり、この→こそが極めて重要な概念となってくる。→から感覚の過剰性への展開を考えておく。