大垣市で行なわれている、大垣ビエンナーレへ。→http://www.iamas.ac.jp/biennale06/

大垣までは京都からだと東海本線で米原乗換。所要時間は1時間半ほどで、料金は往復で3700円程度。

大垣駅を降りるとビエンナーレのためのインフォメーションセンターがある。展示場となる場所には、下の写真のような案内板がところどころに出ているので、これを目安に回ることができる。ただ、インフォメーションで地図をもらえるので、地図とあわせて回る方が分かりやすいと思われます。

アーティストのトークを聴き、そのあとざっと見て回る。展示会場は商店街に点在しており、わりと歩くことになるので、時間には余裕をもったほうがいいです。また、日時によってやっていないパフォーマンスや展示も有るので、御目当てのものがあれば、日程を調べていったほうが無難だと思われます。

全体的にはメディアアートの展示が多い。

上二枚の写真はキャビネットに液晶が組み込まれていて、覗き込んで見るようになっている作品。

どこの展示会場でも観客が実際に手で触わりながら、鑑賞できる作品が多い。見る側の人間同士が協力し合わなければならない作品などもある。展示場所も、旧陣屋跡、大垣城などさまざまである。商店街だけではなく、そういった旧跡をも常に鑑賞される側というハード的な立場だけでなく、展示の一部としていくというところに、大垣ビエンナーレのある種の狙い、戦略が有るのかもしれない。大垣という風土性と展示・メディアの問題。昨日のシンポジウムの先生の話との関連等も考えることができる。。