教えてもらった本

美味しい料理の哲学 (シリーズ・道徳の系譜)

美味しい料理の哲学 (シリーズ・道徳の系譜)

もの凄く平たく言うと、ドゥルーズの概念で料理を読み解いたときにどのような見方ができるようになるか、という内容である。
やはりある程度ドゥルーズを読んでいたほうが、もっと面白く読めるだろう。しかし、読みやすいので一気に読める。あとがきによれば、龍谷での講義ノートを元にされているとのこと。納得。
与えられたものとしての骨についてや、肉と骨がダイナミズムによって入れ替わる関係のところまで書いて欲しかったけれども、それは欲張りすぎか。個人的にはかなり面白かった。もう少し読み込むことにする。