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適当にクリックしたら、タイトルのところに星が沢山出て消えなくなった。どうやって消すのかわからない。
美学会発表用の原稿がひとまず完成。後は推敲を繰り返して、削って足すのが基本作業。
ニュートンの光学的色彩からゲーテの生理学的色彩への転換の議論を一つの展開点として、クレーリーとドゥルーズの議論を繋ごうとも思ったが、字数が足りずひとまず保留。もう少しクレーリーを読み込んで考える。クレーリーとドゥルーズをあわせて考えるときに鍵となるのが、身体性とスピノザ。とはいえ、想定されている語られる側がかなり異なることには注意が必要か。
芸術と精神分析についてドゥルーズに関する著作が出ているのに気づかなかったので、チェック。Anne SauvegnarguesとMonique David-Ménard。前者はドゥルーズと芸術、後者は精神分析との関係についてである。これは大学にないので購入希望へまわす。
というわけで原稿を書きつつ、必要な書籍・雑誌などの購入希望リストをしこしこつくる。結構な量になってきたので、そろそろ一度教官に見せる時期かもしれない。
イメージの臨界論にも顔を出して話を聴く。内容が広範囲にわたったのと、質疑応答は抜けたため理解できない部分もあったが濃密であった。かなり疲れた。個人的には指紋、ドゥルーズ、イメージの複合的時間論の発表が面白かった。特に指紋のお話は、顔の話に興味がある人間としては極めて参考になる発表であった。グラムシの話は昔立命館で聞いた発表と重なる部分が大分あったのではと感じた。
疑問点はイメージを論じるときのメディア=媒介となるものの差異を発表者たちがどう考えていたのか、というの点が一番。
他の疑問については直に聞けたので、よかった。特に、ずれはあるもののドゥルーズ、バタイユ、ブランショを口の概念で考察するという新しい視点も考えることができたし、これはデリダの口の話にもつながるだろう。