一章分校正を終える。
今回の章はフランス国内において『現代アートの危機』と呼ばれた際に、「危機」とは何を指すのかを検討する章である。
基本的にはフランス国内の芸術をとりまく制度やシステムの話がもっぱらであるが、特に中心となるのがオフィシャルの制度と芸術、アーティスト、批評家たちの関連である。

制度やシステムに取り込まれるか、その外部に立つかなどのお話。またそうなったときに危機として一元的に語られてきたものが、実際はどのような内実を示すのか、など。

さて次章が一番の山。

資料として

フランスの文化政策―芸術作品の創造と文化的実践 (文化とまちづくり叢書) (文化とまちづくり叢書)

フランスの文化政策―芸術作品の創造と文化的実践 (文化とまちづくり叢書) (文化とまちづくり叢書)