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région、démocratisationの訳語には気を配ること。文化と社会―現代フランスの文化政策と文化経済作者: イヴレオナール,植木浩,八木雅子出版社/メーカー: 芸団協出版部発売日: 2001/12/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る前…

フランスの文化政策その3 国立文化財学院は一般行政局*1直接の管轄下にある文化財保護という極めて実務に即した教育が行われる、ある意味フランスの文化メディア教育の中で最上位にくる少人数制の学校である。それと同時に、学芸業務に携わるあらゆる人に対…

フランスの文化政策その2 文化財保存監督官制度 旧法下では非国立系の博物館で就労する学芸員は法制度上は学芸員と認められておらず、一般行政職として雇用されていた。学芸員(conservateur)は国家公務員でなければならず、「学芸員」といえば、「フランス…

フランスの文化政策その1 博物館学―フランスの文化と戦略作者: 西野嘉章出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1995/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る20年程度昔の情報なので、若干古いことには注意が必要。1970年代か…

とりあえ6章分の一回目の校正を終える。今回は文法チェックと日本語としての整合性の確認が中心であったが、次回は翻訳として、文章として読ませるための校正になるはずである。もう少し90年代前後、特に90年代以前におけるフランス国内での現代アートについ…

一章分校正を終える。 今回の章はフランス国内において『現代アートの危機』と呼ばれた際に、「危機」とは何を指すのかを検討する章である。 基本的にはフランス国内の芸術をとりまく制度やシステムの話がもっぱらであるが、特に中心となるのがオフィシャル…

引き続き翻訳作業。 今回はフランス国内における現代アートの位置づけと、フランス国内における現代アートの動向―特に現代アートの「危機」といったときの、「危機」とは何かということに注目―が述べられた章。訳を校正していると、各人の訳語の選択による個…

一時中断していた翻訳作業に再び取り掛かる。五合目。