2006-01-01から1年間の記事一覧

エティエンヌ・ジュール・マレーとマイブリッジに関する文献を集める。そのうちの一つがこれ。表象と倒錯―エティエンヌ=ジュール・マレー作者: 松浦寿輝出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2001/03/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (9…

lecture

文化と進化論の話はかなり面白い。アヴァンギャルドや現代アートとも関連してくるだろうから、もう少し自分でも調べておくこと。

読書会

とりあえず、BJは今回除くことに。美術館と展示の問題について文献を紹介してもらったので、それとOctoberの中から選ぶことにする。 『シネマ』読書会の日程も大まかではあるが、めどは付きそうである。後は、『シネマ』に出てくる映画を、研究室でどれだけ…

HAPTIC ―五感の覚醒作者: 株式会社竹尾,原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2004/09/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (25件) を見るこれまで視覚と聴覚に重きが置かれていた…

Rip, Rig & Panic/Now Please Don't You Cry, Beautiful Edithアーティスト: Rahsaan Roland Kirk,Elvin Jones,Jaki Byard出版社/メーカー: POLYG発売日: 1991/03/04メディア: CD購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (13件) を見るPanamonkアーティ…

そのうち読む予定。Deleuze And Music (Deleuze Connections)作者: Ian Buchanan,Marcel Swiboda出版社/メーカー: Edinburgh Univ Pr発売日: 2004/12/30メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (2件) を見る目次 Introduction: Deleuze and Music…Ian…

MEMO

ドゥルーズがマイブリッジやマレーについて言及しているのはシネマでも見られる。『シネマ』で映画を具体的に語り、理論を引き出している場合、実際にその映画がないと分かりにくいことが多い。溝口健二のボックスがそろそろでる。去年のようにばたばたしな…

修論と読書会の準備のため、British Journal of Aestheticsを20年分ばかり調べる。現代アート関連だとディッキーやクライヴ・ベルのものが少しあるが、予想していたほどではない。大陸系の哲学を扱った論文も少なく、やはり言語哲学の流れを汲んだ内容のもの…

無常 [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2003/12/21メディア: DVD クリック: 47回この商品を含むブログ (21件) を見る実相寺昭雄『無常』を見る。なかなか嫁ぐことに積極的でない姉と仏像の研究をしている弟が、ふとしたことをき…

ドゥルーズ・変奏作者: ジャン=クレマルタン,Jean‐Clet Martin,毬藻充,加藤恵介,黒川修司出版社/メーカー: 松籟社発売日: 1997/07メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見るを読む。良くわからないところが多い。自分も指摘されたこ…

カルチュラル・ターン作者: フレドリックジェイムスン,Fredric Jameson,合庭惇,秦邦生,河野真太郎出版社/メーカー: 作品社発売日: 2006/08/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (25件) を見るフレドリック・ジェイムソンの新刊…

初期ストア哲学における非物体的なものの理論―附:江川隆男「出来事と自然哲学 非歴史性のストア主義について」 (シリーズ・古典転生)作者: エミールブレイエ,´Emile Br´ehier,江川隆男出版社/メーカー: 月曜社発売日: 2006/06/01メディア: 単行本購入: 2人 …

ヴィジュアル・アナロジー―つなぐ技術としての人間意識作者: バーバラ・マリアスタフォード,Barbara Maria Stafford,高山宏出版社/メーカー: 産業図書発売日: 2006/07/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (23件) を見るバーバ…

サハラ―ジル・ドゥルーズの美学 (叢書・ウニベルシタス)作者: ミレイユビュイダン,Mireille Buydens,阿部宏慈出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2001/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を見るかなり読みにくい。その原因…

ユリイカのドゥルーズ・シネマ特集を読み直す。

スガシカオはちゃんと聞いたことはないのだが、バックのドラマーは誰なんだろう。快楽 (下) (新潮文庫)作者: 武田泰淳出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1978/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るを読む。 仏教を通して右翼、左翼、俗世、業の…

「あの橋を渡るまでは、兄弟でした」映画『ゆれる』の宣伝文句である。この映画は、キャッチフレーズにもあるように、香川照之とオダギリジョーの兄弟の関係を中心にして進む。都会に出て行った弟オダギリと田舎に残り家業を継いだ兄である香川、そしてその…

たまっていた本を読む。田中純氏の「エステティックの臨界」にざっと眼を通す。全体のコンセプトとしてはタイトルにもあるように、美学の臨界点や臨界線を示すことにより、美学が示す領域の変革や、美学への新たな視座の導入ではないか。そのコンセプト自体…

ギィ・ブルダン写真展大丸梅田店にて。

id:morohiro先生のhttp://d.hatena.ne.jp/morohiro_s/20060823で紹介されている本を購入。すでに生協に入ってます。田中純氏を中心とした執筆者陣で、10+1や東大のUTCPの論集で名前を見かけている方々が多い。

ちょっとどんなものか見て見たい。ヴァーチャル、可視、不可視などとも関連。触覚、視覚、聴覚とのつながり。→yahooニュース:光の鍵盤、手軽に演奏 山形の会社、バーチャルピアノ開発

テレビなどを見ていて、自動車や工具など自分の肉体ではないものを巧みに扱うときに、「自分の体の一部のように扱う」というような表現に違和感を覚えた。この表現の裏にあるのは、自分の体は思い通りになるものという考えだろう。でも、本当に自分の体は、…

所属している研究室がある棟は数年前にできたもので、かなり新しい。デザインのセンスはともかくとして、きっちりとした―味気のない―つくりなので電波も入らないくらいである。そんな棟では、節電のためか廊下の電気がまったく消えることが多い。光がまった…

翻訳の続き。訳し間違いがぽこぽこでてくる。こんなにもあったのかと、嫌になるがまあしょうがない。人名註をつけるのに今回参考にした本がこれ現代美術―ウォーホル以後作者: 美術手帖編集部出版社/メーカー: 美術出版社発売日: 1990/01/16メディア: 単行本…

古書祭りを少しのぞく。去年もそうだったが、澁澤が良く出ている。ただ、予算オーバー気味のものが多く、なかなか手が出せない。今年は日影丈吉と夢野久作、久生十蘭あたりもちらほらと。買うか悩みどころである。ざっと見た印象では、バタイユはずいぶん出…

翻訳。現代アートの本のほかに、ドゥルーズの『シネマ』も読み進めることにする。『シネマ』と並行して、『カントの批判哲学』と『意味の論理学』の時間と生成変化に関係するクロノスとアイオーンの概念をまとめておくこと。阿部一族 ディレクターズ・カット…

お知らせ

知人より展覧会のお知らせをいただきました。芸術系大学の学生の展覧会です。 Art Camp in Kunst-Bau 2006□会場 ・Gallery Yamaguchi Kunst-Bau 大阪市港区海岸通1−5−25 商船三井築港ビルB1→www.g-yamaguchi.com 11:00―18:00(最終日17:00まで)各会期中無休 …

古本屋で何冊か本を買う。そのときお知らせで出ていたのが、恒例の納涼古書祭り。8月11日〜16日まで。場所は下鴨神社。詳しくは→http://www1.kcn.ne.jp/~kosho/koshoken/event.html去年は結構いろいろなものが出ていました。批評空間なども買った覚えがあり…

第四回視聴覚文化研究会。今回は神戸。内容はミース・ファン・デル・ローエ、エグルストン、アーカイヴ論、東松照明論、ロンドンで行なわれたシュルレアリスム展の展評。 ミースに関しては、質問させていただきましたが、やはり細部の問題が気になります。大…

全興寺へ。 上二枚の写真は地獄堂内部。おばあさんにつれられてきていた子供二人は、結構怖がっていた。この電話からいろいろな音が聞けます。耳研の皆様、興味がありましたらぜひ行ってみては。